民泊のために、築50年の住宅へ、いくらまでお金をかけることができますか?
昨日は、
未登記の住宅では、民泊はできないことを、
お伝えしました。
未登記の住宅では、民泊はできないことを、
お伝えしました。
民泊を行うために、
今から相続した住宅を
登記することはできるのですが、
費用と時間がかかってきます。
100㎡くらいの広さだと、
20万円くらいの費用と、
調査や手続きで1ヶ月くらいの時間は
見込まれますが、
この費用と時間をかける必要が
あるのかどうか?
あるのかどうか?
考えるところではないでしょうか?
今回民泊を検討した住宅は
築50年近い、かなり古い建物です。
築50年とはいえ、
人からお金をいただいて
宿泊していただくわけですから、
最低限の設備や清掃は必要です。
※写真はイメージです。
クリーニングやリフォームにも
安く見積もって10万円程度は
かかってくると見込まれ、
前述の登記にかかる費用と合わせると、
民泊を行う上での初期費用が
30万〜40万と見込まれました。
30万〜40万と見込まれました。
その他、宿泊ごとにかかる
清掃費用や管理費などの
ランニングコストもかかりますから、
これらの費用も踏まえて、
民泊の計画は立てなければばりません。
ただ、これだけかかったとしても、
年間180日間までの営業日数と、
周辺の宿泊相場を考えれば、
1年間で十分回収が見込めるくらいの
初期費用の金額でした。
初期費用の金額でした。
この初期費用を投じても、
無駄になることはないと思われますが、
無駄になることはないと思われますが、
あとは、
どこまで本気でやるかどうかの問題です。
どこまで本気でやるかどうかの問題です。
例えば、以下のような
自身のライフプランに関わる
目的意識や期限を持てれば、
自身のライフプランに関わる
目的意識や期限を持てれば、
初期費用がある程度かかっても、
前向きに、民泊へ取り組むことが
前向きに、民泊へ取り組むことが
できるのではないでしょうか?
◯ただ空き家にしていても、
維持管理にお金がかかるだけだから、
2年間だけ民泊をやって、
かかったお金を回収して、
そのあとが売却しよう。
◯あと3年すれば子供も学校を卒業するので、
それまでは民泊で副収入をつくって、
学費に当てよう。
◯あと4年で住宅ローンが終わるから、
その間民泊で返済資金をつくって
完済しよう。
完済しよう。
民泊は事業ですから、
やるなら十分な準備をして、
本腰入れて取り組むべきです。
「実家が空いててもしょうがないから、
とりあえずやってみるか?」
くらいの軽い気持ちで始めて、
十分な準備ができていないと、
収入が見込めないばかりか、
宿泊いただくお客様にも
不快な思いにさせてしまうことにも
なりかねません。
むしろクレームで、
余計なお金がかかってくることだって
十分あり得ます。
話は少し外れましたが、
築50年経つ未登記の住宅で
民泊で活かすためには、
費用と手間がかかってきますが、
民泊を行うことで、
自身のライフプランに
どんなメリット・デメリットがあるのかを
ぜひ考えてみて、
民泊を行うかどうか、
ご判断いただけたらと思います。