免許の返納は「親の介護」のきっかけになり得ます。
「運転免許返納」と
「実家の空き家化」
との関係
についてお伝えしています。
①日常生活における
「移動手段」の損失
②「車を運転できなくなる」
という心理的な影響
→今日はここ
③車がなくなる事による
「実家の空きスペース」の増加
一昨日もお伝えしましたが、
高齢者が「車を運転できなくなる」
ということは、
人生を奪われるくらいの
大きなショックでしょう。
仕事で車が欠かせなかった方にとっては、
「今まで人生とお別れ」と言っても
過言ではないのではないでしょうか?
それだけ心理的なショックや
影響は大きいものと私は想います。
そのショックや影響は、
少なからず喪失感や精神的なものに
繋がるものであり、
気力の低下や認知症へと続くことも
考えられます。
そうした状況が進むにと、
介護の程度も進み、
いずれは介護施設への入所や
子供世帯との同居という事態も
十分考えられます。
そうなれば、
実家に住む人がいなくなる可能性も
十分あり得ます。
つまり空き家になるということです。
高齢者の突然の行動や体調の変化には、
何かしらのきっかけがあります。
そのきっかけが、今までの人生において、
大きな影響を与えてきたものであれば、
その変化にも影響を与えてくることは
十分あり得ます。
運転免許の返納は
そのきっかけの一つであり、
それによる介護の度合いが進むことも
考えられない話ではありません。
高齢者の介護度が増すきっかけは、
様々なケースがあります。
そのきっかけは
本当に日常の些細なことである場合も
多くあります。
免許返納が
実家の空き家化につながるということは、
ややこじつけ的な部分は
あるかもしれませんが、
それが高齢者の心理的状況に影響を与え、
要介護につながる可能性が
あるということは、
頭の片隅においておくべきことかと
私は想います。