実家を「DIY賃貸」で貸すと、長期間の安定収入が見込めます。
DIY賃貸では、
借り手がリフォームした箇所は、
そのままにして退去できることを、
昨日はお伝えしました。
アパートや賃貸マンションの大家さんは、
賃貸経営を維持する上で
借り手の入居期間をチェックしますが、
こうして自分の好きなようにリフォームして
一戸建ての賃貸物件を借りる人は、
どのくらいの期間、住むのでしょうか?
一般的に一戸建の賃貸住宅は、
その広さや部屋数の多さから、
就学前後のお子さんいらっしゃる
ファミリー層の方が、
入居されることが多いです。
お子さんが小学校に入学すると、
転校を避けたり、
子育て環境を変えたくないことから、
小学校・中学校卒業までは
引っ越さないご家庭が多いので、
自ずと賃貸住宅へ
入居している期間も長くなります。
それに加え、
自分のライフスタイルに合わせて
好きなようにリフォームできるとなると、
それなりの金額をかけてDIYするので、
通常の一戸建て賃貸住宅よりも
長く入居される
ケースが考えられます。
例えば、
入居時にトイレや浴室を新しく交換して
200万円くらいかかったとすると、
極端な話、2年や3年程度で
退去するとは考えづらいですよね。
実際に
今管理しているDIY賃貸物件の中には、
入居されるときから、
「ここを終の住処にする!」と
おっしゃっていた方もいるくらいです。
長期に住まわれるということは、それだけ
定期収入を得る期間も
長くなるということです。
賃貸経営上は、
安定した収入が長期に見込める
ということになります。
投資家や地主の方は、
金融機関から長期間の融資を受け、
アパート物件等を取得・建築して、
賃貸経営している人が多い中、
ご実家を相続して、
借り手の負担で借り手の好きなように
リフォームして貸すと、
元手が大幅に少なく(というかほとんどなく)
長期安定の賃貸収入を得ることが
可能になります。
そしてご自身のライフプランに合わせて、
5年とか10年とか
長めの定期借家契約(備考参照)とすれば、
自身のライフプランの適当なタイミングで、
売却することもでき、必要なタイミングで
必要な資金を得ることも可能になってきます。
迷惑空き家にしない、
空き家対策になるばかりではなく、
自身のライフプランを考える上でも
効果的なDIY賃貸。
私は強くオススメします!
備考:
定期借家契約とは、
契約時に定めた賃貸期間がきたら、
退去してもらうことを
あらかじめ決めておく契約です。
更新はないので、期日がきたら
確実に貸した家が戻ってくる
安心感と計画性があります。