【実家レンタル】緊急時はどうするの?
実家を貸して活用しようとする時、
緊急時の対応も気にかかるところです。
遠方ですぐには行けない場所で、
停電や漏水など起こったら
どうしたら良いか?
まず基本的に、
実家レンタルは借主の好きなように
リフォームできるDIY賃貸なので、
緊急時もご自身で対応していただきます。
とはいっても、
自身が生まれ育った実家ですので、
電気やガスなどの連絡先には
心当たりはあると思います。
少なくとも
電気・ガス・水道といった
ライフラインの緊急連絡先は
貸す時点で、事前に調べて、
借りる人にお伝えすべきでしょう。
あと鍵をなくしたとか、
ガラスが割れたなどといった場合は、
一般の賃貸契約にもある家財保険に
借りる人が加入していただければ、
付帯している緊急対応サービスで
対応できる場合もあります。
ちなみに私の会社が
代理店となっている保険会社は、
水回り、鍵、ガラスのトラブルは
24時間駆け付け対応していただけます。
(規定の範囲内は無料です。)
いずれにしても
事前に緊急時の対応方法をまとめて、
契約時に借りる方へお伝えすると、
借りる方も安心かと思います。
また費用負担や責任の範囲は、
契約書に盛り込み、
後日トラブルがないように
しておきましょう。
国土交通省が発表している
個人住宅賃貸ガイドブックでは、
構造躯体や水周りは
貸主負担としていますが、
一つの参考としていただければと思います。
詳細はこちら ↓
【個人住宅の賃貸活用ガイドブック】
http://www.mlit.go.jp/common/001039342.pdf
そもそも貸そうとしている実家は、
かなり古い家かと思いますので、
それなりに不具合はあるはずです。
貸す前には、
第三者の住宅検査会社に
建物を調査してもらい、
調査結果を借りる人にお伝えして、
現状をより詳しく理解していただいてから
借りてもらった方がよいでしょう。
こちらのブログもご参考ください。
【建物に不具合が出たらどうするの?】
http://jikka-akiya.com/?p=1002