【障がい者グループホーム】ホームをつくったその先の、明るい未来に期待します。
本日、私が関わらせていただいた
障がい者グループホームに
見学に行ってきました。
私は物件探しのところで
お手伝いさせていただきましたが、
試行錯誤しながら立ち上げ、
まもなく1年が経過するグループホームで、
今の様子や今までの経過など、
お伺いさせていただきました。
そもそも伺った理由は、
私が毎月主催している
障がい者家族・きょうだいの勉強会で、
実際にグループホームをつくった実例を
聞きたいという意見が出たためです。
私も含め、
親なきあとの障がい者の生活を考える上で、
グループホームは外せない選択肢です。
障がい者グループホームとは、
障がい者のシェアハウスのような
イメージですが、
こうした共同生活の場で、
将来障がいを持った人が安心して暮らせるか?
私も他人事ではなく、
確認しておきたいところでしたので、
お話を伺ってきました。
今の入居状況、
ホームでの1日のスケジュール、
設立までに大変だったこと、
今の課題、などなど、
可能な限りのリアルなお話を
伺うことができました。
その中で一番興味深かったのが、
入居者の就業・起業への期待です。
障がい者の就労支援をされている
団体や企業は多くありますが、
その就労先を
自分たちのグループホームに
つくってみてはどうか?
それも企業からの
下請け的なシゴトではなく、
そのグループホームが
シゴトを創り出せないか?
言ってみれば、
そのグループホームで起業できないか?
そんなお話でした。
まだまだ妄想レベルの話ではありますが、
自分たちが生活するお金は、
自分たちで稼ごう、
人に頼るのではなく、
自分たちが中心になってやっていく
そんなシゴトができないか?
そんな想いを聞かせていただきました。
障がい者グループホームをつくりたい!
というお話は多くいただきますが、
つくった後どうしたいか?
というところまでのお話は、
あまり伺ったことはありません。
物件がないとか、人がいないとか、
開設するまででも大変なことなので、
その先まで考える余裕がまだない事情は
私も十分に理解できます。
しかしながら、
何のために
障がい者グループホームをつくるのか?
障がいを持った方の、
安心、安全で、明るい未来は
どうつくれば良いのか?ということが、
本来事業者が考えるべきことではないか?
と私は思います。
本日のお話も、
実現するにはまだまだ、
かなり時間がかかるとは思います。
しかしながら、
このグループホームのように、
障がいを持った人へ寄り添って、
真剣に考動いていただける人には、
ぜひ成し遂げていただきたいです。
超えるべきハードルはかなり高いですが、
障がいを持った方の将来のために、
ぜひ実現していただきたく、
私も応援していきたいと想います。