【遺言とは?】財産を分ける方法でなはく「想いを実現」手段です。
最近、テレビやインターネットで
「遺言」という言葉をよく目にします。
著名人が相次いで他界され、
その方の相続財産がどのくらいなのか?
誰に相続されるのか?など、
注目することも多く、
注目することも多く、
「遺言」があるのかどうか?については、
少なからず興味をひくところです。
相続ストライクゾーンの
私たちアラフィフ世代にとっても、
「遺言」という言葉は
よく耳にする言葉になりましたよね。
相続に関わる遺言というと、
財産を、誰に、何を残す、というのが、
真っ先に頭に思い浮かぶかと思いますが、
遺言の本来の目的は、
財産の分配先を決めることではありません。
遺言とは、
故人の想いを実現させる手段 であり、
その結果として、財産の分配先が決まる、
というものです。
相続が「争族」になるケースは、
ドラマの世界だけでなく、
現実の世界でも数多くあります。
決して綺麗事なことばかりではないのが、
実際の相続の現場でしょうが、
遺言の本来の目的である、
「後世に自分の想いを伝え実現する」
ことを、あらためて理解し、
これからの相続に備えて欲しい、
私も同じ立場として、そう願っています。
先日プレゼンいただいた
司法書士の竹前治幸さんから、
遺言について、わかりやすく、
以下のように挙げていただきました。
よく目にする言葉ではありますが、
今一度、遺言の意味と目的を理解して、
これから起こるべき時に
活かしていただけたらと想います。
◉遺言とは?
・故人の生前の意思を
その死後に実現させるための制度
◉誰に
・相続人やお世話になった方
◉内容
・家族の事情によって
財産を分けることができる。
◉こんな方におすすめです。
・夫婦の間に子供がいない
・息子の妻に財産を贈りたい
・特定の相続人に事業を継がせたい
・内縁の妻がいる
・相続人が全くいない