【出生率減少】人口数と住宅数のアンバランスをどう解決していくか?が課題です。
6月5日、厚生労働省が発表した
2019年の人口動態統計で、
昨年の出生数は4年連続低下で1.36、
出生数90万人割れとの結果が
報道されました。
◉令和元年(2019)
人口動態統計の年間推計
※厚生労働省HPより
出生率とは、ざっくりいうと、
「1人の女性が生涯に産む子供の数」
ということで、
少子高齢化、人口減少が
ますます進むと言われ続けている中、
予想通りというか、予定通りといった
結果でした。
よく言われ続けていることに、
空き家の増加数もあります。
合わせると、
「少子高齢化になり、人口が減少し、
空き家が増加する」
ということが、
よく言われていることになります。
要するに、
人の数と家の数の
アンバランスをどう解決するか?
ということが問題であるわけです。
そして、その対策は、簡単にいうと、
人を増やすか、家を減らすか、
ということです。
どちらも重要なことであり、
どちらも難易度が高いのは、
多かれ少なかれ、
多くの人が感じているところでしょう。
そして、追い討ちをかけるかのように、
新型コロナウイルスの感染拡大で、
人口増加の最重要ポイントである、
外国人の訪日が閉ざされてしまいました。
それによって、
各業界が悲鳴をあげているのは、
昨今の状況の通りで、
経済再生への道を、皆必死に探しています。
となると、今、
このアンバランスを解消するには、
家の数を減らす、という選択肢が、
有力になってくるとも言えますが、
人がいなかったり、来なかったりすると、
空き家の使い道も
無くなってきてしまうわけです。
世界中が新しい生活様式になり、
今、世界が大きな変革をむかえています。
今までの空き家の使い道が、
スタンダードでは無くなり、
新たな使い道やライフスタイルが
できてくるのでしょう。
それがいつ、どうなるかは、
まだまだ見えないところですが、
「人口減少」と「空き家の増加」
には関係性があることを意識して、
人と家のアンバランスをなくすべく、
これからの空き家活用のヒントを
探していきたいところですね。