「2世帯住宅」の空き家問題
親世帯と子世帯が住まう
「2世帯住宅」
高齢になった親の面倒も見れ、
孫とのコミュニケーションもとれる、
3世代が同居できる住まい方として、
昔から多くの2世帯住宅が
建てられてきました。
時が経ち、
親が他界してしまうと、
親世代の住居が
空になってくるわけですが、
そこをどうするのか?
一戸建てが丸々空いている空き家とは違い、
家の半分が空き家なので、
直接的な空き家問題にはなりませんが、
こうした親世帯の住居が
空き家になっている
2世帯住宅も多く存在しています。
2世帯住宅を建てた頃には、
親が他界し、子供が世帯を持ったら、
親世帯の住居を使うだろうということも、
考えたこともあるとは思いますが、
日本社会の少子高齢化、
ライフスタイルの変化、
未婚率の増加、晩婚化などに伴い、
2世帯住宅の将来像も
変わってきました。
それに伴い、
空いた親世帯の住居の使い方も、
様々な活用方法が
考えられるようになりました。
「売る」「貸す」「利用する」
とも考えられますが、それぞれには
やはりメリット・デメリットがあります。
では「売る」「貸す」「住む」とも
どんなメリット・デメリットがあるのか?
次回から2世帯住宅の活用方法について、
考えてみます。