【アフターコロナに違和感あり】
昨日、
関西圏で緊急事態宣言が
正式に解除されましたね。
少しずつ経済活動も再開されてきましたが、
まだまだ新型コロナウイルスの脅威は、
収まっているわけではありません。
緊急事態宣言前後から、
SNSをはじめ、
メディアの記事を見ていると、
「アフターコロナ」
という言葉が目につきます。
私もこのブログで
「アフターコロナ」という言葉を
使ったことがありますが、
緊急事態宣言解除が報道されてきて、
この言葉に違和感を覚えてきました。
コロナ収束を見据えて、
その先の生活や経済活動の準備を
今からしておくというのが
本音のところだと思いますが、
感染者数が減少してきたとはいえ、
コロナのリスクが
なくなるわけではありませんし、
まだまだコロナと命をかけて戦っている人が
世界中に大勢いる中、
やはりコロナ収束後よりも、
今を解決することを考えることが
優先と私は思います。
むしろ、
世界中でまだまだ感染拡大が続いている中、
コロナはまだまだ続く、ずっと続くと考え、
ライフスタイルであり、ビジネスであり、
考えていくべきではないでしょうか?
昨日もお伝えしましたが、
今のこの緊急事態を過去に経験した人は
世界中に誰もいません。
誰もが分からない状況の中、
いつがコロナの収束かとも判断はつきません。
日本の空き家対策のことに触れるなら、
外国人が全く来なくなり、
民泊などの宿泊業は壊滅的な状況です。
イベントやコミュニティなど、
人が集まる場所も、
利用制限やオンラインへの移行など、
すでに今までとは違った形になりました。
コロナとどう付き合っていくか?
コロナで受けた犠牲や被害を
どう教訓とするか?
これらを考えることが、
これからの重要な課題です。
「after」ではなく、
「with」「to be continued」の表現で
これからの日常生活や経済活動は
考えていくべきだと、私は思います。