世界が緊急事態の今年の「お彼岸」で話すこと。
明日からお彼岸に入りますね。
春分の日が20日なので、その前後3日間、
17日〜23日がお彼岸の期間になります。
お彼岸の時期は、家族や親戚が集まり、
実家の話題に触れることは多いので、
「空いている実家をどうしようか?」
と考えている人にとっては、
まさに絶好の話し合いの機会です。
しかしながら、
今年は新型コロナウイルスの感染で
世界中が緊急事態の中迎えるお彼岸です。
3月10日に行われた
政府の新型コロナウイルス対策の会議では、
3月19日頃に
これまでの対策の効果についての判断が
示される予定とのお話がありました。
今年のお彼岸時期は20日からの3連休で、
お彼岸帰省を予定をしている人も
いるかと思います。
実家のこれからを考えることからも
この政府発表は注目されるところでしょう。
予定通り、お彼岸で家族や親戚に会って、
実家の話題になったとして、
どんな話が展開されるのか?
実家の話になったとしても、
まだ新型コロナウイルスの
収束が見通せない中、
積極的に実家を活用する話には
なりづらいのが予想されますよね。
もう実家を「売る」とか「貸す」とかの
話が出ていたとしても、
「しばらく様子見」
という意見が出ることも十分予想できます。
すでに売却や賃貸活動をしていたり、
緊急事態があれば別ですが、
普通に考えれば、無難に、
「まだ自粛」の話になりそうですよね。
これはこれで、正しい判断です。
実家を活用しようとすれば、
誰かに動いてもらうわけですから、
それによって、
新型コロナウイルスの感染対策に
影響が出るなら、
まだ動かない、動けない
と考えるのは自然な流れです。
また、家族や親戚に
「何をそんなに急いでいる?」と、
余計な詮索をかけられるとも限らないので
周りの意見に賛同し、
「今は動かない」という判断も、
大きな選択肢の一つでしょう。
ただ「何もしない」と
言っているわけではありません。
世の中が「自粛」の時期だからこそ、
しっかり実家のこれからのことを
考えることができる、とも言えます。
具体的に実家をどうするか?
ということよりも、
世界中が緊急事態の今、
家族や親戚が何を考え、
どういう状況でいるのかを、
しっかり理解することの方が、
家族や親戚が本当に求める
実家の活用方法につながることでしょう。
私もそうですが、
日常生活に迫る緊急事態だからこそ、
家族で話すことができることもあります。
活用の手段や方法で悩むより、
何のために、誰のために、
実家を活用するのか?
今年の春のお彼岸は、
そんなお話ができるといいですね。