スマホで見る帰省事情
先日、
ベトナムから来ている友人と
こんな会話をしていました。
私:
「ベトナムに帰る時って、
どのくらい時間がかかるの?」
友人:
「4時間くらいかな?」
私:
「沖縄よりちょっと遠いくらいだね。
頑張れば日帰りで行ってこれそう。」
友人:
「空港の手続きとかあるから、
日帰りは難しいね。
帰るときは最低でも3週間はいるよ。
スマホでお母さんの顔が見れるから、
そんなに帰らないけどね。」
サバサバした口調で話していましたが、
こんな親との接し方も、
今は普通になったんだなぁ〜、
とふと感じました。
海外にいる人と
スマホで顔を見ながら話すのは
当たり前の時代です。
海外に限らず、
日本国内の遠い実家の親とも、
電話だけでなく顔を見て話せます。
シゴトや家庭の都合上、
年に数回しか
実家に戻れない人は多いですが、
スマホやパソコンなら、
リアルタイムでいつでも、
親の近況は確認できます。
「高齢でスマホの使い方がわからない。。」
なんてお話もよく聞きますが、
教えてあげれば、結構できるものです。
余計な機能は省いて、
顔を見て話すやり方だけ
わかってもらえばいいわけです。
先に家の固定電話に
「これから私の顔を見てしゃべるよ〜」
と伝えて、
電話越しに、
一緒に顔を見て話す準備を
してもいいですしね。
平成30年の間に、
スマホやパソコンが身近になったことで、
日本国内だけでなく、
世界とも距離がなくなりました。
日本の人口が減っていき、
人生100年時代になった今、
実家や親戚との付き合いも
これからもっと変わっていくのでしょう。
海外から来ている人の
ライフスタイルや家族との接し方が、
そのまま日本国内の実家との接し方に
置き換えできる時代になってきました。
古き良き生活や習慣も大切ですが、
これからの時代に合った、
新しい実家との接し方も、
積極的に考えていかなければならないですね。