「実家の間取りを言えますか?」間取りの表示にはルールがあります。
あなたは、
自分の実家の間取りを知っていますか?
自分が住んでいた家ですから、
どこにどんな部屋があって、
台所や洗面所などの水回りの場所も、
わかりますので、
今まで人に伝えたことはなくても、
間取りをいうことは、
ある程度はできることかと思います。
ただ、その間取りを
表示上のルールで表現すると、
自分が理解していた間取りと
違う場合があります。
間取り表示の基本は、
4LDK、2K、3SLDKといったように、
部屋(居室)の数と、
以下の共用するスペースで表現します。
L:リビング、居間
D:ダイニング、食堂
K:キッチン、台所
ここで気をつけないとならないことは、
・DK、LDKの広さ
・部屋(居室)の数
です。
多くの実家は、
2部屋以上あると思いますが、
その場合のDK、LDKの広さの基準は
以下のようになります。
DK:6畳以上
LDK:10畳以上
また部屋数については
「居室」の数を意味しますが、
法律上の明るさの基準に該当しない部屋は
居室とは認められず、
「サービスルーム」と呼ばれ、
間取り表示上は「S」と記載されます。
したがって、実家に部屋が4部屋あっても、
「4LDK」ではなく、「3SLDK」
になる場合があります。
以下サイトは、
間取り表記上のルールを記載した記事です。
実家を売却するときは、
間取りの表示の仕方によって、
購入希望者が物件を探す際の
検索に引っかからない場合もありますし、
4LDKの方が、3SLDKより
部屋数が多く感じるように、
第一印象も違ってきます。
売却するにしても、活用するにしても、
ぜひ実家の間取りは
チェックしておいてくださいね。
◉DK、LDKの基準
(公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会HPより)
(公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会HPより)
◉サービスルーム
(不動産用語集 by(株)不動産流通研究所より)