「本当にヤバイ実家の相続」を検証してみます。
今年も残すところ約3週間ですね。
年末を目前に、
以下の記事をネットで見かけましたので、
ご紹介しますね。
【年45万円の出費!
本当にヤバい実家の相続】
〜年末の帰省で、親と話すべき3つのこと〜
→ http://toyokeizai.net/articles/-/97476
※東洋経済ONLINE
2015年12月24日記事より
記事の内容は、
東京に住んでいる方が親を亡くし、
長男として、長野の実家を相続したお話です。
想い入れもあり、
売らずに所有し続けているが、
所有しているだけで、以下のように、
毎年50万円近くかかるので、
このままでいいのだろうかと、
不安と葛藤の中、
過ごされているとの内容です。
◯固定資産税:3.5万円
◯住民税(均等割のみ):0.5万円
◯火災保険:2万円
◯電気・水道代:4万円
◯町内会費:1万円
◯草刈り:3万円
◯雪下ろし:18万円
(年3回・排雪費用含む)
◯交通費:13万円(夫婦2人で年4回)
年間合計:45万円
更地にすれば、
さらに固定資産税が6倍に上がることもあり、
簡単に実家を解体していいものかどうかも
考えるとのことです。
年間45万円。月に直すと月約4万円。
%LAST_NAME%さんなら、どうしますか?
内訳を見てみると、
「雪下ろし」といった地域的な要因が
大きくありますね。
また交通費も年4回と、
結構マメに帰省している方のようです。
この記事のまとめは、
帰省の際には以下の3点について、
「生前に家族で
話すことに尽きる」
と締めています。
① 相続する財産は
どのくらいあるか?
② 誰がどのように相続するのか?
③ 相続したあとの
実家の処分はどうするか?
どれも大切な項目ですが、
そうはいっても、
話せず急に相続を受けることも
よくある話です。
そこで、次回以降
この記事に出ている年間費用について、
売った場合と貸した場合の、
収支を考えていきたいと思います。
このケースに限らず、
実家を売るか、貸すかの選択をする時の
判断材料になりますので、
自分ごととして、
お考えになってみてくださいね。