仮設住宅の空き家問題
先日、ネットニュースを見ていたら、
災害公営住宅の空室が増えているとの
記事が目に止まりました。
東日本大震災、阪神淡路大震災など、
甚大な被害をもたらした災害から、
少しづつ復興し、新しい生活を始め、
喜ばしく思う反面、
高齢や家族の事情により、
住む人がいなくなった、
できなくなった住居もあることでしょう。
ただでさえ、
空き家が増え続けている中で、
さらに仮説住居の空室が増えたことで、
空き家の活用方法が
今まで以上に求められる状況に
なっているように感じます。
記事によると、
移住促進や子育て支援などをアピールし、
入居者を募集しているとのことですが、
昔ながらの空き家とは違い、
仮説住宅とはいえ、
今時の生活に合わせた住居です。
部屋を探している人にとっては、
選択肢が増えて良いかと思います。
私も昨年南相馬市へ行った時に、
格安のビジネスホテルに泊まりましたが、
仮設住宅を増築したところらしく、
そのホテルの宿泊施設の一部として、
使われていました。
近くの工事現場で働く方だったり、
都市部から来た人の宿泊だったり、
多くの人が、
絶え間なく利用されていましたね。
古い実家とはつくりや設備も違いますが、
実家の活用を考える上では、
なぜ仮設住宅を選んだのか?
どんな人が引っ越してくるのか?など、
新たなニーズは理解しておきたいところです。
公営だから安い、安心、比較的新しいなど、
まず頭に浮かんでくるところですが、
環境、コミュニティなど、
他にも理由はありそうです。
仮設住宅の魅力は何か?
一度考えてみるといいですね。
一度考えてみるといいですね。