地図アプリで空き家が探されて、泥棒に入られたそうです。
先日、日テレニュース24で、
ある窃盗団が空き家ばかりを狙って、
侵入していたとのニュースが流れました。
空き家の大きな心配事の一つに
「防犯」がありますが、
それが現実に
犯罪に巻き込まれたニュースです。
人が帰って来ない空き家は、
ゆっくり物色できるからだったそうですが、
何より目を見張ったのが、
狙う空き家の探し方です。
グーグルマップのような、
家の状況がわかる地図アプリで、
草が生い茂っている家を探して、
目星をつけていたそうです。
また、
空き家と思われる家の門扉の上に
石を置いておき、
人が出入りしているかどうかを、
その石があるかないかで
判断していたそうです。
残念ながら、
よく言われている空き家の特徴が、
犯罪に利用されてしまったわけですね。
またその入った空き家から、
諸々金品を探されたということは、
片付けがされていない状況だったと
推測されます。
空き家の様子が
ネットで誰でも判断できるというのは、
怖いことですよね。
加えて、このブログのような、
空き家の特徴や対策を掲載した情報が、
さまざまなメディアや専門家から
発信されているので、
容易に空き家かどうかの判断が
できるわけです。
このような被害を出さないためには
どうしたら良いのか?
まずは定期的な帰省・訪問で、
草むしりをしたり、片付けをして、
人がきていないのを
悟られないようにすることです。
それと同時に行いたいのが、
空き家活用の検討です。
「売る」「貸す」
「住む」「利用する」
の選択肢から活用方法を検討し、
何らかの形で、
空き家を人に利用してもらうことは、
防犯にも大いに役立ちます。
空き家の実家が、
こうした犯罪に巻き込まれないためにも、
実家の空き家対策は、
少しでも早く、考えていきたいですね。