計画的に、あえて時間をかけて、実家を売りませんか?
昨日お伝えしました、
実家を貸すための三つのポイント
1、売却を前提とした賃貸活用
2、借主負担によるDIY型賃貸借
3、期限を定めた定期借家契約
のうち、本日は、
「売却を前提とした賃貸活用」
についてお伝えします。
まず基本的な考え方は、
一定期間貸して、最後は売る
ということです。
言い換えると、長期的な
「貸す」+「売る」の組み合わせ
で、実家の活用を考えます。
実家を貸す効果として、
以下のようなことが挙げられます。
◯空き家のままにせず、
人に利用してもらうことで、
適切に実家を維持できる。
(迷惑空き家化の回避)
◯売却金額に家賃収入分を上乗せして、
得られる総収入を上げる。
(収益力のアップ)
◯一定期間、定期収入を確保して、
生活・教育・住宅資金などへ充てられる。
(ライフスタイルの充実)
また一定期間後に売却するので、
余裕を持って売却準備ができる、
長期間で売却戦略を考えられる、
ことも大きなメリットです。
長期間で売却相場や
市場の動きを見れますので、
売り急いで不本意に安い金額で
実家を売ることも避けられ、
適正な売却金額を判断して、
納得した金額・条件で
実家を売るができることでしょう。
売却に時間がかかりすぎると、
なかなか売れない、、といった
マイナスイメージがありますが、
最初から計画的に時間をかけるなら、
「売却に時間がかかる」意味が
違ってきます。
子供の学校卒業、定年退職、年金受給など、
これからのライフイベントを見据えて、
時間をかけて売却準備を進めることで、
自身の豊かなライフプランを創る
ことができます。
あえて時間をかけることで
得られるメリットもある
そんな発想の転換をぜひしてみてくださいね。