実家の「水」のチェックポイントとは?
家や土地を売ったり、貸したりするときには
水道、電気、ガスの状況について、
売る側、貸す側から説明する必要があります。
水道については、不動産業者などが、
水道局や役所などに行って調べて、
重要事項説明の書類に記入します。
具体的な内容は以下の通りです。
◯直ちに利用可能な施設
公営水道か?私営水道か?井戸か?
◯配管の状況
前面道路配管、敷地内引込管、私設管
があるかどうか?口径(太さ)は?
どこに通っているか?
どこに通っているか?
◯施設の整備予定及び負担金等があるかどうか?
これらは最低限調べる内容で、
家を売ったり、貸したりする側も
ぜひ知っておいて欲しいことです。
特に古い実家ですと、
昔からの井戸があることも多いです。
今も生活に利用していることもありますし、
すでに使っていない場合もありますので、
現在の状況は確認しておく必要はあります。
こうした調査は、
一般的には取引に関わる不動産業者などが、
水道局や役所、現地に行って調べてきます。
これらを調べる主な理由は、以下の通りです。
・水道を利用していて、不具合等あった場合、
どこに相談するのか?誰が対応するのか?
を確認するため。
・トイレ、浴室、洗面台、キッチンなどの
設置や修理をするときに、
適切な工事できるようにするため。
・配管の位置を知ることで、
隣の人や周囲の人との
今後の関係、対応を確認するため。
要するに、
水のトラブルを避けるために
事前に調べておきましょうということです。
そのほかにも、
・水道料金
・水道管の工事(修理・交換)履歴
などは、
これから実家を使う人のためにも、
伝えておいた方が良いですね。
日常生活に欠かせない「水」だからこそ、
使う人が困らないように、
ぜひ確認しておいてくださいね。