【空き家対策モデル事業】「人」と「空き家」の両方の問題解決が必要です。
全国的に新型コロナウイルスの感染者が
拡大している中、
「感染防止」「外出自粛」を至るところで、
目にしたり、耳にしますね。
次の波が来ている以上、
止むを得ないことですが、
やはりせっかくのお休みは
心身リラックスして、楽しみたいところですよね。
本来なら、
今日は東京オリンピックの開会式の日です。
来年のオリンピックが
無事、安全に開催されることをイメージしつつ、
今できる楽しみ方で、
4連休後半を有意義にお過ごしくださいね。
昨日、国土交通省から、
空き家対策について、以下の発表がありました。
◉空き家対策の課題解決を図る
モデル的な取り組みを決定!
〜「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」
の提案を採択しました〜(国土交通省HPより)
国土交通省で募集していた、
空き家対策を進めるモデル事業が
採択されたわけですが、
「人材育成と相談体制の整備」と
「空き家対策の全国共通課題の解決」
の2部門で募集し、
両部門合計59件採択されたとのことです。
一通り、目を通しましたが、
様々な団体が、様々な観点から、
空き家問題の解決に取り組んでいるのを
感じましたね。
部門が二つに分かれているように、
一口に空き家対策といっても、
取り組む「人」と対象となる「空き家」の
両方の問題を解決することが必要です。
空き家問題は、
「古いから壊しましょう」とか、
「住まないなら売りましょう」といった、
安易で場当たり的な考えではなく、
計画的に、長期的に、
どう解決するかを考え、実施するかが、
大切なことです。
空き家を登記簿で調べて、
空き家所有者と連絡をとっている事業者を
よく見かけますが、
ただ闇雲にやっていても、
時間と費用を浪費するだけです
それに連絡を受けた所有者も、
何かしら空き家をどうしたらいいのか?
考えているから反応するのであって、
事業者がアプローチする段階で、
何かしらの提案は用意しておくことは
必要でしょう。
もちろん、
具体的な空き家活用の提案は、
ケースバイケースで検討になります。
今回採択された事業の数だけ、
空き家対策の選択肢が増えたわけです。
実家が空き家になってどうしようか?
と考えているなら、
採択された事業者の空き家対策を
チェックしてみるのも、
実家の活用を考える、はじめの一歩として、
良いかと思います。