【実家の間取り】片付けするときが間取りを知るチャンスです!
先日、ご実家の売却のご相談があり、
都内西部の家に伺ってきました。
私の自宅からは比較的近いところで、
私の生活圏でもある場所ですが、
所有者の方からすると、
都内の端から端まで移動する感じで、
片道2時間コースの小旅行な場所だったようです。
空き家になっているご実家にくる時は、
なかなか来れないからと、
片付けを少しづつされているそうで、
私が伺った日も、
膨大なの遺品の片付けをされていました。
所有者の方に諸々今後の進め方について、
お話しさせていただいたあと、
ご実家を建てた時の図面がなかったので、
間取りを確認するために室内をみてまわりました。
40年、50年前に、
実家を建てた時、買った時の図面がない、
というのはよくあることです。
そのような図面がないときは、
室内をみながら、間取りを確認して、
まずはフリーハンドで間取りを書き起こし、
その後、撮影した室内写真を元に、
細部の寸法を確認して、間取りを完成させます。
フリーハンドで間取りを書くのに、
それほど時間や手間はかかりませんが、
室内に家具やモノがたくさん置いてあったり、
収納にモノが詰め込んであったりすると、
壁の位置や形が分からなくて、
部屋の寸法や広さが分からないことが
よくあります。
したがって、実家の間取りを確認するには、
家の中が片付いている時が一番良いのですが、
家の中を完全に片付けた状態となると、
かなり時間がかかることです。
完全に片付けが終了するのを待っていると、
実家を売ったり、貸したりするのも、
かなり先になってしまうので、
収納からモノを出したり、
家具類を移動したりして片付けしている時が、
早いタイミングで、
間取りを正確に確認するチャンスになります。
片付けしていると、
実家に昔住んでいたにも関わらず、
こんな広いスペースだったんだ、とか、
こういう壁があったんだ、とか、
意外と知らなかった
実家の間取りに気づくこともよくあります。
いずれ実家を活用するには、
何をするにしても、
家の間取り図は必要になってきます。
片付けする時は、
家の元の状態がわかる時ですので、
実家の図面がない時は、
片付けしているときに
都度間取りを確認してみてくださいね。
ちなみにフリーハンドで間取りを書くのは、
誰でもできます。
初めて実家の間取りを書き起こしても、
30分くらいあれば、
おおよその間取りは十分に書けます。
書き方のチェックポイントは
いつでもお伝えしますので、
自分で間取りを書いてみたい!
と思われたら、お気軽にご連絡くださいね。