「アバター」で実家に帰省するのも、現実的になってきました。
今日から多くの方が
年末年始休暇に入りましたね。
帰省ラッシュの渋滞ニュースも流れ、
年末の雰囲気らしくなってきました。
年末年始やお盆に
実家に帰る人は多いですが、
時間や交通費等、帰省に伴う負担は
意外と大きいものですよね。
親が元気なうちは元気な姿を見せたい、
そんな想いはあるものの、
現実的な負担は考えどころです。
今はスマートフォンやパソコンで、
世界中の人と気軽に話せる時代ですから、
距離の壁は無くなってきましたが、
機械を通じて話すには、
少なからず、寂しさや物足りなさを
感じることもあるでしょう。
実際の姿を見て話したいけど、
なかなか帰省できない。。
そんなお悩みを解決する方法として、
「アバターで実家に訪問」
という記事をネットで見かけました。
これは、
娘、息子の顔を映し出すロボットが、
実家で代わりに話すというもの。
イメージとしては、
人の形をしたテレビ電話みたいな
ものでしょうか。
街中でも接客ロボットが普通になってきた今、
それが家の中に入り込んできた感じですね。
私はこうしたアバターと実際に話したことは
まだありませんが、
こんな実家との接し方も、
これからきっと当たり前になっていくのでしょう。
とはいえ、
アバターはやはり本物ではないので、
「帰省する」という行動が
なくなることはありません。
どんなに時代が変わっても、
人と人との人間関係は、
ネットや仮想の世界だけでは完結しない、
私はそう思っています。
要は、
アバターやネットでのコミュニケーションを、
どのように
リアルな人間関係に活かしていくのか?
ということです。
映画とかでよく見かける、
人の映像が出てきて、話すような感じも
もう現実にあることなのでしょうが、
そうした仮想とのコミュニケーションを
いつ、どこで、何のためにするのか?
実家の親とのコミュニケーションを
多くしたい、とか、
健康状態をこまめに管理したい、とか、
年に数回の帰省では実現できない
親との付き合い方を、
アバターやネットで
補えばいいのではないでしょうか?
日進月歩で世の中は、
どんどん便利になっていきますが、
生活の基本は、
やはりリアルな人と人との交流です。
帰省が大変、面倒といったことばかりではなく、
人との付き合い方、
家族や実家との付き合い方を考えながら、
利用できる技術は利用していけるといいですね。