【空き家の実家の活用方法】実家を建てたときの「物語」がヒントになります。
昨日、
注文住宅を取り扱っている会社の
「住まいづくりセミナー」に行ってきました。
私のビジネスパートナーが登壇し、
注文住宅を建てるには、何をすればいのか?
について、お話されました。
私も注文住宅の営業はやっていましたが、
注文住宅を建てる際の一般的な進め方は、
・予算を確認し、
・その予算内で
どの程度の広さの家が建つのかを把握し、
・間取りの詳細を打ち合わせていく、
といった流れになります。
しかしながら、
昨日のセミナーはの視点は全く違いました。
家を建てて、
どんな暮らしをしたいのか?
そこを徹底的にこだわっていました。
新しい家を建てて、どんな「物語」を創るのか?
その家で実現したい暮らし方は
どんなことなのか?
といった視点で、
家づくりを進めているとのことでした。
例えば、
毎日ホームパーティーをしたい!とか、
猫と楽しく暮らせるスペースが欲しい!とか、
オンラインゲームをするための
専用のスペースが欲しい!とか、
自由な発想で、実現させたい暮らし方を、
楽しく考えていくそうです。
このお話を聞いて、実家を建てた時も、
「こんな暮らしをしたい!」って想像し、
家族の将来の幸せを考えながら建てたのでは?
とふと、想いました。
家を建てるというのは、
今も昔も人生の一大事業です。
「ただなんとなく建てました」ということはなく、
家族の将来を考えて家を建てたはずです。
空き家の実家の活用を考えるにあたっても、
建てたときの「物語」は
空き家活用の大きなヒントに
なるのではないでしょうか?
子供が大きくなったら、
ここを二部屋に分けよう、とか、
お父さんの書斎が欲しい、とか、
お母さんの家事スペースを作ろう、とか、
家族の希望や将来を想像しながら、
建てたと思います。
親が建てた時の「物語」を思い返せるなら、
空き家の活用方法も、
そこから何か見つかるのではないでしょうか?
もちろん、
昔と今ではライフスタイルも違いますから、
建てたときの「物語」が
今に当てはまるとは限りません。
「古きを知り、新しきを知る」の言葉の通り、
空き家の活用方法を考えるにあたって、
一つの大きなヒントになるのではないか?
と想います。