「思い出」が「重い足」になる時

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私が「実家の空き家対策」を
考えるようになったのは、
義父が相続した
千葉県の一戸建てが
きっかけでした。

 

もともと千葉県出身の
初代大工である義祖父が、
生前に別宅として建てた家で、
大工を継いだ義父も建築に関わり、
工務所総出で建てた家とのことでした。

(昔は住み込みのお弟子さんもいたそうで、
結構大所帯の工務所だったそうです。
ちなみに私の事務所は、
現在その工務所に併設されています。)

 

海が近かったこともあり、
夏は一家総出で田舎に帰って、
夏を満喫していた場所で、
楽しい思い出が多い家だったようです。

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房総半島のゴルフ場も近かったので、
私も結婚してから、
義父には、ゴルフに誘ってもらいながら、
その千葉の別宅へ行くようになりました。

 

そんなアクティビティ溢れる
ポジションにある別宅ですが、
年月を重ね、子供(妻)が成人し、
家族のライフスタイルも変わり、
別宅に行く回数も
だんだん減ってきました。

 

また、
東京から片道3時間のドライブは、
70歳を超えてきた義父には、
体力的に、
少しずつ負担になってきた

ようにも見えました。

 

行く回数は少なくなったとしても、
60坪の東南角地の一戸建ては、
陽あたりも良いこともあり、

草木がどんどん生い茂り、
家の中もかなり「ムワッ」と
なってくるので、

手入れや空気の入れ替えには
行かなければならない。

そもそも建築したのが昭和48年
なので、それなりにあちこち不具合もある。

固定資産税と光熱費は、
その家を使おうが使わまいが、
しっかり請求はやってくる。

手入れや空気の入れ替えに行くのも、
高速代やガソリン代だってかかる。

維持して行くにも
費用はかかるし、

行くのも、億劫になってきた。

(ちなみに電車で行けるような場所でも
なかったので、行くときは必ず車です。)

 

そんなことの積み重ねで、
私のところへ、
以下のようなご相談を
してきたんだと想います。

 

「もう売っちゃおうかと、
思うんだけど。」

 

 

次回に続きます。