「借地」の実家が売りづらい理由

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土地が借地で、
その土地に自分の建物を
建てている家ご実家も多くあります。

 

その土地の地主さんが
地域それぞれにいらっしゃいますが、
その地主さんから先代が土地を借りて、
家を建てているケースです。

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その昔戦争で住むところが無くなって、
地主さんが善意で自分の土地を貸して、
そこに家を建てたというのが、
借地物件が存在する大きな理由の一つです。

 

こういった借地の物件の売却は、
土地を借りる権利(借地権)

と自分が所有する家(建物)
の二つ売ることになります。

 

借地権は、
土地を所有しているわけではないので、
通常の土地の価格よりは安くなります。

 

しかしながら、

借地権は「借りる権利」で、
物理的に存在する
「土地そのもの」ではない

ので、

融資の担保にするには、
価値が低い

です。

 

金融機関はこうした価値の低い、
または評価しにくい物件に、
融資をするのには消極的です。

 

融資が出なかったり、融資金額が少なければ、
買う側も、買いたいけど買えない状況になり、
結果「売れない物件」「売りづらい物件」
になってしまいます。

 

また

借地の物件で売りづらいのは、
都市部から離れた郊外の物件

です。

そもそも借地の物件は、
都市部や駅周辺など
立地のいいところが多いので、
こういった場所では
一定の流通はされています。

 

利便性がよく、
土地自体の価値が高い場所なので、
地主さんもあまり手放しませんし、
借地でも住みたい人や利用したい人は
たくさんいるからです。

(逆に所有する土地の売買になると
 金額がかなり高くなってしまい、
 今度は買える人が少なくなってきます。)

 

郊外の住宅地などでは、
土地も都市部に比べて安いですし、
普通の土地を所有する権利(所有権)
の物件の方が多いですから、

よっぽどの魅力がなければ、
わざわざ借地権の物件
を買う理由がないのが現状です。

 

 

こういった事情で売れない実家なら、
貸して活用するのも
考えてみてはいかがでしょうか?

 

明日に続きます。