誰も住まない空き家を活用した「改正住宅セーフティネット法」の概要

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今回の改正住宅セーフティネット法
(以下改正SN法)によって、
「住宅確保要配慮者」向けの賃貸住宅を
登録できる制度が創設されました。

新たな住宅セーフティネット概要.jpg

 

◯登録制度の創設

・空き家等を住宅確保要配慮者の
 「入居を拒まない賃貸住宅」
として
賃貸人が都道府県に登録

・都道府県は登録住宅に
 情報開示を行うとともに

 要配慮者の入居に関し
 賃貸人を指導監督

・登録住宅の改修・入居への支援

 

要するに、

・入居を拒まない賃貸住宅を
 登録してもらうことで、

 今まで住宅を借りづらかった
 人達向けの
住まいの情報を
 多く集めることができ、

 その情報の窓口ができた。

・貸主には、
 基準に合う住宅を登録するための
 改修工事費用を補助し、

 入居者には、
 入居に必要な費用負担を
 少なくできるようになった、

ということです。

 

「住宅確保要配慮者」とは、

「高齢者、子育て世代、
 低額所得者、
障がい者、被災者等、

 住宅の確保に特に配慮する者」

と改正SN法の概要に記載されています。

 

今まで住宅確保要配慮者は、
貸し手からするとリスク
(家賃滞納・孤独死・子供の事故・騒音など)
があり、
入居を拒否する傾向が多くありました。

 

住宅確保要配慮者、
その中でも特に高齢者数は
急速に増えていることと、
空き家の急速な増加をマッチングさせて、

日本の大きな二つの課題を
解決していこうというのが、
今回の改正の根本の考えです。

 

本来は、
低めの家賃で入居できる公営住宅を
増やしたかったわけですが、
公営住宅を大幅に増やすことは
見込めないので、
今急速に増えている空き家の活用に
目をつけたわけです。

 

私は今回の改正SN法の内容は、
「実家の空き家対策」に
大変有効な手段であると考えています。

 

どういったところが有効であるのか?

 

次回に続きます。

 

参考:
今回の改正SN法により、
国土交通省で以下サイト・資料が
つくられました。

◯セーフティネット
 住宅情報提供システム
https://www.safetynet-jutaku.jp/guest/index.php

◯大家さん向け
 住宅確保用配慮者受け入れハンドブックhttp://www.mlit.go.jp/common/001207626.pdf